診療科紹介
手術を行うと身体には日常にはない大きなストレスが加わります。このような時に人間は、痛みを感じるだけではなく、自律神経にも大きな変化が生じ、血圧や脈拍、体温調節、内分泌機能などに変調を来たします。私たち麻酔科医は適切な麻酔を行うことで、このような変化を最小限に抑え、身体の機能を保つようコントロールし、術後の体力を維持するように尽力しています。
麻酔科医は、患者様が安全に手術を乗り越えることができるよう、手術中はもちろん、手術前からお手伝いをしています。
1.麻酔科術前外来
手術が決まったら麻酔科の術前外来を受診して戴きます (表1参照) 。患者様の体調や検査結果をもとに、手術に応じた麻酔計画をたててご説明します。必要に応じて他の科を受診することや、追加の検査をすることもあります。
年度 | 2019年 | 2020年 | 2021年 |
---|---|---|---|
受診者 (人) | 2186 | 2152 | 2267 |
2.手術室での麻酔業務
主な麻酔法には次のようなものがあります。それぞれ単独で行う場合と組み合わせて行う場合があります。手術中はもちろん、術後の痛みを最小限にするための鎮痛法を準備しています。
- 全身麻酔 : 意識が完全になくなります。多くの場合人工呼吸を必要とします。
- 硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔 : 背骨の中の脊髄という神経の近くに薬を入れたり、カテーテル (細い管) を入れたりして痛みをとります。体幹や下半身の手術で用います。
- 神経ブロック : 主に手や足の手術の時に行います。超音波エコーで神経の位置を確認しながら行います。
当院での麻酔科管理手術件数を表2に示します。2020年度はコロナウイルス感染症の影響で若干減少しましたが、2021年度は各部署の病床管理や診療体制の整備により、コロナ以前の症例数を超えています。
年度 | 2019年 | 2020年 | 2021年 |
---|---|---|---|
麻酔科管理症例 (件) | 3019 | 2956 | 3144 |
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