呼吸器内科
2019年〜2020年に当院で組織検査を施行して診断した、新規肺癌患者さんは261例 (重複なし) でした。2021年の化学療法は843件でした。
その他、気管支喘息、COPD、睡眠時無呼吸症候群 (2021年/PSG 199件、CPAP施行 約700名) についても学会や研究会で報告し、学術的な面でも力を入れています。
我々呼吸器内科は「自分たちが行なっている診断と治療が、全国・世界と比較してどのレベルかを認識するため日常の臨床データを積み上げ、常に報告する」ことは、治療をさせていただいている患者さんに対する我々の責任であり、誠意であると考えています。
気管支鏡の施行数
2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
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BS | 280件 | 198件 | 162件 | 151件 | 85件 |
EBUS-TBNA | 33件 | 48件 | 37件 | 52件 | 34件 |
EBUS-GS | 111件 | 129件 | 140件 | 102件 | 83件 |
PSG | 242件 | 247件 | 199件 | 199件 | 163件 |
肺がん
2019年〜2020年肺がん患者
非小細胞肺癌 | 235例 (約90%) |
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小細胞肺癌 | 26例 (約10%) |
合計 |
261例 ※年齢中央値68歳 |
「非小細胞肺癌」の内訳
腺癌 | 152例 (65.6%) |
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扁平上皮癌 | 67例 (28.9%) |
腺扁平上皮癌 | 5例 (2.1%) |
大細胞癌 | 3例 (1.3%) |
その他 | 5例 (2.1%) |
※3例除外
「非小細胞肺癌」の内訳
0期 | 1例 (0.4%) |
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1期 | 108例 (46%) |
2期 | 13例 (5.5%) |
3A期 | 36例 (15.3%) |
3B期 | |
3C期 | |
4期 | 69例 (29.4%) |
不明 | 8 (3.4%) |
「非小細胞肺癌」のステージ治療内訳 (主な治療)
0期〜2期 | 手術のみ | 57.4% |
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手術+化学療法 | 23% | |
放射線治療のみ | 13.9% | |
3期 | 化学放射線療法 (CRT) | 18例 (50%) →うちCRT後にDurvalumab療法11例 |
手術+化学療法 | 4例 (11%) | |
治療なし (BSC) | 8例 (22%) | |
4期 | 化学療法のみ | 51例 (73%) →TKI: 遺伝子変異の阻害薬使用16例 |
治療なし (BSC) | 21例 (28%) |