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下顎骨骨折により、口が開きにくくなったり、ものが咬めなくなったりという、重篤な障害が起こります。放置した場合、後遺症が残ることが多く、早めに形成外科専門医の受診が必要です。
下顎骨体部骨折
下顎骨の中央での骨折をチタンプレートで固定しています(矢印)。
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下顎骨関節骨折 術前1(左)、術前2(右)
顎関節に近い部位で骨が内側に折れています(矢印)。
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下顎骨関節骨折 術後3ヶ月
術後、約1ヶ月、手術により顎の安静を保ちました。術後3ヶ月の時点で、骨折部の周囲の新しい骨の再生と、内側へのずれが改善していることがCTで確認できます(矢印)。