肝胆膵外科
膵臓 (すいぞう)
膵臓がん・膵癌
膵癌の治療には手術・抗がん剤などがあります (術前の抗がん剤治療や術後の抗がん剤による補助療法)
根治手術が可能であれば積極的に切除する方針をとっておりますが、もちろん患者さんにとって何がベストかを常に考えながら行っています。
膵嚢胞性腫瘍や内分泌腫瘍
いわゆる低悪性度腫瘍と言われている病気です。最も大事なことはどの疾患も同じですが診断です。その診断後の手術治療では低侵襲治療・腹腔鏡下手術が主となることが多いです。
その他
慢性膵炎に対する外科治療は近年、消化器内科の内視鏡治療の発展により減少しています。しかし、難治性の場合は外科的治療も行っております。
手術 (画像)
ロボット支援下手術 (画像)
膵頭十二指腸切除術(膵臓)
膵癌診療ガイドライン (2019年版) において”手術例数が多い施設 (Hight Volume Center) では手術成績が良く外科的治療 (手術を行うこと) が推奨される”とされています。
当院は、沖縄県でも希少な年間20例以上、高難度の膵頭十二指腸切除術を施行しているHight Volume Centerであり肝胆膵外科疾患の患者さんにレベルの高い治療を提供しています。
論文
演者及び著者 | タイトル | 学雑誌名・書籍名 |
---|---|---|
Ishino Shinichiro, Sunagawa Hiroki, Teruya Maina, et al. | “Suture Granuloma mimicking pancreas head cancer:a case report” | Ryukyu medical journal |
Hiroki SUNAGAWA, Yasuaki MAYAMA, Tomofumi OROKAWA, et al. | “Laparoscopic total remnant pancreatectomy after laparoscopic pancreaticoduodenectomy” | Asian Journal of Endoscopic Surgery Vol.7 No.1, 2014, pp.71-74, Wiley Blackwell |
Hiroki SUNAGAWA, Toshio HARUMATSU, Shogo KINJO, et al. | “Ligament of Treitz approach in Laparoscopic modified radical antegrade modular pancreatosplenectomy:Report of three cases” | Asian Journal of Endoscopic Surgery. 2014 May;7(2):172-4. |
間山泰晃、砂川宏樹、矢田圭吾、ほか | PET-CT検査が術前診断に有用であった退形成膵癌の1例 | 日本臨床外科学会雑誌 第72巻3号,774-777,2011 |
砂川 宏樹(敬愛会中頭病院 消化器・一般外科), 林 圭吾, 大森 敬太, ほか | 手術手技 腹腔鏡下膵体尾部切除におけるリカバリーショット 出血と断端処理 | 手術(0037-4423)74巻1号 |
砂川宏樹、林圭吾、大森敬太、ほか | 腹腔鏡下膵体尾部切除におけるリカバリーショット ─出血と断端処理 | 手術 第74巻1号,79-84,2020 |
砂川宏樹、矢田圭吾、卸川智文、ほか | No-steted versus stented pancreatojejunal anastomosis after pancreaticoduodenectomy | 沖縄医学会雑誌 第49巻2号,32-35,2010 |
大城直人、川上浩司、砂川宏樹、ほか | WDHA症候群を呈した膵頭部悪性VIP産生腫瘍の1例 | 日本臨床外科学会雑誌 第70巻4号,1194-1198,2009 |
大城直人、川上浩司、砂川宏樹、ほか | 塩酸ゲムシタビンによる化学療法中に大腸穿孔をきたした膵癌の1例 | 手術(0037-4423)74巻1号 |
砂川宏樹、大城直人、卸川智文、ほか | 膵頭十二指腸切除術の検討 | 沖縄医学会雑誌 第48巻2号,5-7,2009 |
大城直人、川上浩司、砂川宏樹、ほか | 十二指腸乳頭部癌に対する膵頭十二指腸切除後に発症した残膵癌の1例 | 日本臨床外科学会雑誌 第69巻11号,2986-2989,2008 |
砂川宏樹、川上浩司、稲嶺進、ほか | 膵扁平上皮癌の2例 | 日本臨床外科学会雑誌 第69巻10号,2660-2664,2008 |