当院について
呼吸器担当者は人工呼吸器が安全に使用出来るように保守点検を行っています。挿管時から離脱までの患者さんの状態を観察し、医師と協力して患者さんに合わせた呼吸管理を行います。
また、RST(呼吸器サポートチーム)の一員として、他のコメディカルと協力して、患者さんの早期離床を促す努力をしています。
腎臓や肝臓の機能を人工的に代替するのが血液浄化業務です。
などの業務があります。
血液透析業務(中頭病院25床、ちばなクリニック65床)では、透析液の作成、穿刺から透析装置の操作、透析装置のメンテナンスまで行います。
手術室では、全身麻酔器、血行動態モニター、各種電気メス、内視鏡システムなど、多くの医療機器を用いて手術が行われています。これら医療機器を安全に使用出来るように保守点検を行っています。
ロボット支援下手術da Vinci(ダヴィンチ)にもチーム一員として参加しています。
医療機器の操作も行い、治療にも積極的に参加しています。また、血管外科手術(PTA)では術野での機械出し業務も行っています。
心臓手術では、一時的に心臓を止めて手術を行います。その時、心臓と肺の機能を代行するのが、人工心肺業務です。患者さんの血圧、体温などを管理して生命を維持します。
輸血量削減のための低充填量化、送血には血液に優しい遠心ポンプ、脱血には確実な脱血が行える陰圧吸引補助脱血、各種安全装置の使用など安全な人工心肺を行っています。
また、患者さんの状態に合わせた統合型心筋保護法を用いて、確実な心筋保護も行っています。
◀︎心臓カテーテIABP作
カテーテルと言われる細い管を用いて、心臓の冠動脈や弁の診断・治療を行います。臨床工学技士は心内圧解析(ポリグラフ操作)、血管内画像検査装置(IVUS・OCT・OFDI)、体外式ペースメーカー、補助循環装置(IABP,PCPS)などの操作を行います。また、術野でのワイヤー・デバイスの準備も行います。
徐脈や頻脈などの不整脈に対して、ペースメーカーやICD(植込み型除細動器)の植込み手術時の設定や、術後、外来での定期チェックを行います。
刺激閾値測定や波高値測定、モード・設定、不整脈履歴などを確認し、医師と協力して患者さんの生活環境に合った最適な設定を行います。遠隔ループ心電計の管理も行なっています。
医師・看護師・コメディカルの方々からの要望に応え、随時勉強会を開催しています。(年間約30~50件)
また、臨床工学部内でも毎月勉強会を行い、技術研鑽しています。