1.救急科の診療内容
日本における救急医療は緊急度、重症度により一次から三次に分けられ、その重症度によって救急車の搬送病院をわけるシステムが一般的です。しかし沖縄県では古くから北米型ER方式を採用しています。
ER方式において、救急医は、病院の“門番”として機能し、診察後帰宅可能な軽症例から集中治療室へ入室が必要な重症例まで内科系疾患、外科系疾患にかかわらず初期対応を行い、必要に応じて各専門家へ引き継ぎます。
ER方式において、救急医は、病院の“門番”として機能し、診察後帰宅可能な軽症例から集中治療室へ入室が必要な重症例まで内科系疾患、外科系疾患にかかわらず初期対応を行い、必要に応じて各専門家へ引き継ぎます。
当院救急科も、すべての救急車来院患者さんの初期対応と各専門家への引き継ぎを行っています。また、他のER方式の医療機関と異なり、入院病棟も有しているため、複数の診療科に渡り、診療が必要な多発外傷や集中治療を要する患者さんなどの入院担当も行っております。
さらに、ドクターカーの運用と、2019年6月よりドクターヘリの受入れを開始し、重症患者さんに病院前から早期対応することで救命率の向上を目指せるよう、日々の診療を行っております。