2016年10月、中頭病院の新築・移転にともない、乳腺科はちばなクリニックから全面的に中頭病院へ移設しました。マンモグラフィや乳腺超音波検査室が女性専用のブレストセンター内に併設されており、今までよりさらにアメニティーの充実を図ることができました。
マンモグラフィ、超音波技師は全員女性技師で担当させていただきます。PETやRI併用のセンチネルリンパ節生検などの充実した診断機器に加え、治療に関しても薬物療法を行う化学療法センターや乳房再建を担う形成外科も近接して併設しております。また、放射線治療科が新設され、より充実した集学的治療が行えるようになり「地域に良質な医療を提供する」という中頭病院の理念をまた一歩前進させることができました。
担当医師も亀田総合病院出身の阿部典恵先生、がん研究会有明病院で研修をうけた宇根底幹子先生(非常勤)とそれぞれ異なる国内最高峰の乳癌施設での経験・知識・技術を取り込んで、ますます中頭病院 乳腺科は前進を続ける所存です。
ひとくちに乳癌と言っても、多様で異なる病態があり、また、それぞれの患者さんが身を置く生活環境や、かかえる精神的、経済的負担も大きく異なります。私たちは、個々の患者さんのニーズにあった良質な医療を提供するために、他科との連携や様々な業種が一丸となりチーム医療でサポートいたします。
ご来院の際は、乳腺科専任の看護師・メディカルクラークへ、お気軽にお声掛けください。