中頭病院からのお知らせ

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令和4年 新年のごあいさつ

 明けましておめでとうございます。皆さまにおかれましてはご家族やご友人と穏やかな新年を迎えられたことと思います。
 昨年は通年で新型コロナウイルス感染症の対応に追われた1年になりました。1月の第3波から始まり、8月には第5波の大きな感染が全国、特にここ沖縄県、さらに中部地区に広がりました。この中部医療圏は急性期病棟が少なく、救急医療とコロナ感染症診療の両立は本当に厳しい局面もありましたが、職員がそれぞれの現場で懸命に職責を果たし、何とか地域医療を守っていくことができました。新型コロナウイルスワクチン接種については、地域の集団接種会場や介護施設への出張接種、そして土日を利用した病院での個別接種にも積極的に取り組んできました。一方、利用者の皆さまには予定手術や検査の変更(延期)、面会の制限などでご不便をおかけしました。このように第5波では病院の機能をコロナ対応に注力する必要があり皆さまのご理解、ご協力なくしては乗り越えることはできませんでした。ここに感謝申し上げます。
 医療関係者には既に3回目の新型コロナウイルスワクチン接種が始まりました。今年も住民の皆さまの新型コロナウイルスワクチン接種にも大いに協力していく予定です。
 治療薬の開発とともに今年こそは新型コロナウイルス感染症が終息する事を願っています。今年1年のご多幸を祈念して新年の御挨拶といたします。

令和4年1月

中頭病院 院長 下地 勉